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こんにちわ!カメラマンの高野です。全国海外どこでも出張OKですので、少しでも気になればお気軽にお問い合わせください。

今回は結婚式の撮影を友人に頼むことで生じるリスク、注意点をまとめてみたいと思います。

予算の関係などからご友人のカメラが好きな方に撮影をお願いすることを検討している方も多いかと思います。
頼まれた方も一生のイベントを任されて嬉しい気持ちになりますし、お二人からしても気を許せる方に撮影してもらうことで良い表情が出てくると思います。

ただ、プロの立場からの意見としては気軽にオススメはできません。下手すると1枚もまともな写真が残ることなくおわることだって考えられます。もしご友人への依頼を考えているのであれば今一度こちらの記事を読んでいただいた後に検討してみてください。

全て納得の上でお願いするということであればもちろん問題ありませんので、当日を思いっきり楽しんでもらえればと思います!

どういう写真を残したいか伝える

ご友人に依頼する際にどういう写真を残したいのか、確実にどこを抑えて欲しいのかきちんと伝えないとそのシーンが残る可能性は低いです。

結婚式は目まぐるしくシーンが変わり、あっという間に1日が終わってしまいます。絶対にここは抑えてというシーンがあればそこは確実に伝えておきましょう。

頼まれた方が楽しめない可能性を伝える

上にも書きましたが、結婚式は目まぐるしくシーンが変わっていきます。

そんな中でカメラマンという大役を任せるとどうなるかと言うと、席についてる暇なんか正直ありません。ましてや、結婚式の流れがわかっていない状態だと次に何が起きるのかドキドキしながら写真をすぐ撮れるように準備することになるので、ゆっくりお酒やご飯などは食べれません。

何気ない瞬間でも、残しておきたいステキな瞬間はたくさんあります。常にアンテナを張って、目と耳をフルに使って状況を把握する必要がありますので、緊張感がなくなることはありません。そういうことになる事は事前に伝えておきましょう。そうでないと頼まれた友人はあたふたしてしまいます。

そこまでガッツリじゃなくて、適当に数枚撮ってもらえれば良いということであれば、その旨伝えて、他の方と同様に食事を楽しんでもらえば良いと思います。

お金について

ご友人は通常、ご祝儀を用意するかと思いますが、撮影依頼をする場合はご祝儀は大丈夫だからと伝えてあげることが良いかと思います。

ご祝儀をもらって、食事を楽しませる暇なく撮影を依頼して、というのはどうかと思います。

撮影の内容にもよりますが、数枚程度の依頼であればご祝儀は頂いて良いかと思いますが、丸一日撮影を依頼してということになるのであれば、予め伝えてあげて下さい。

また場合によってはお礼を包んだ方が良いです。ご祝儀もらう!お礼は包まない!とにかく丸一日撮って!という考えでいるのであれば、その考えは改めたほうが良いです。その日笑顔で撮影してくれたとしても、それ以降距離置かれる可能性あります。晴れの日を機に友人を失うリスクがあるということを覚えておいて下さい。

ご友人の撮影技術について

少なくてもご友人が一眼レフカメラを持ってて趣味で撮影してる、という理由だけで依頼するのはリスクしかないです。

そのご友人に撮影技術がちゃんとあるのか確認しましょう。可能であれば結婚式などでの撮影経験があるのかも。

一眼レフカメラを持ってるけど、マニュアルで撮影したことないということであればまず結婚式の撮影は無理です。

明るさが暗くなったり、明るくなったり、スポットライトで一部分だけすごく明るくなったり、逆光がすごかったりと一定の条件で撮影することは無理です。

その都度、状況に合わせて最低でもシャッタースピード、絞り、isoをマニュアルで調整する必要があります。オートだとどういう事になるかというと、明るさは大丈夫だけど、ブレブレで何が写ってるのかわからなくなったり、真っ暗で何も写っていなかったりします。

また場合によってはストロボ(フラッシュ)を使わないと撮影できない場面も出てきます。その方はストロボを使えますか?持ってますか?

ピントに関しても技術が必要になります。お二人は基本的に常に動いています。入場のときなど含めて前後左右に動くことが多いです。

そんな中ピントを合わせ続けることできますか?それが出来ないのであれば、ピントが合っている写真はごく僅かになると思います。

風景などと違って、結婚式の被写体は常に動き続けます。その動き続ける被写体にピントを合わせ続ける技術が必要になります。

機材は十分に揃ってるのか?

一般的に売られている一眼レフとレンズのセットで撮影しようとすると、出来ないことはありませんが、撮れない場面が多くなります。

セットのレンズは明るさが足りずに、ある程度明るい写真を撮ろうとするとシャッタースピードが遅くなったり、isoをすごい上げないと明るく出来ない状態になります。

そうなるとどうなるかというと、シャッタースピードが遅くなれば手ブレ、被写体ブレが起きます。

isoを上げると、上げ方にもよりますが写真がノイズだらけになってザラザラになります。

そうならない為に、明るいレンズを使う必要があります。

そういったレンズもってますか?

カメラ本体についてもパナソニック、オリンパスから出てるマイクロフォーサーズという規格のカメラは使えません。

最低でもAPS-Cというセンサーサイズの規格のカメラをもっていないとダメです。

上にも書きましたが、ストロボもないとダメです。なくても大丈夫なシーンはありますが、ないと対応できないシーンもあります。

式場での動き方について

式場では多くのスタッフの方が動いています。その中を邪魔にならないように動いて、撮影ポジションを確保して、次の場所に移動してと出来ますか?

動線が理解できていないと、最悪の場合スタッフの方とぶつかったりして大変なことになります。

また、焦って動くあまりに他のゲストの方の食器にぶつかったり、汚してしまったりということも起こり得ます。

そういう点も伝えましょう。

本当に後悔しない?

これは依頼が欲しいからというわけではなく、一生に一回しかない結婚式の写真で頼んだ友人から「全然撮れなかったー、わり!」と言われて100%許せますか?

許せるというならば良いと思います。

恐らく撮れていなかったら落ち込むし、プロに頼めば良かったと少なからず思うハズです。

そういったリスクもあるということを理解しておいてもらえればと思います。

誰にも後悔して欲しくない

今回こういう記事を書いたのには、誰にも後悔して欲しくないという気持ちがあるからです。

ご友人に頼むことを否定してるわけじゃないです。そうすることがお二人にとって一番楽しく幸せになる方法であれば、そうすべきです!

自分に依頼を頂ければ、素直に嬉しいですし、有り難いですが、お問い合わせ後に依頼がなくなったとしてもそのお二人にとってそれが最良の選択であるのであれば大歓迎です!

依頼がなくなったとしてもアドバイスなどでサポートできるところはさせて頂いておりますし、当日関われなくても、その前にこちらでできることはやらせて頂いております。

ここに金銭の発生は全くなく、ただ後悔して欲しくないという気持ちからです。

写真、ムービーは結婚式の思い出を記録し、後世に残せる唯一の手段です。

そこでの失敗から落ち込んでしまったり後悔する方がいるのも事実で、そういった方を0にしたいのです。

こういうリスクがあってという良い面以外を知った上で色々と選択肢を広げて、最高の一日を迎えてもらえれば、ウェディングに関わるものとして嬉しく思います!!

確認すべき項目まとめ

  • カメラを使いこなせてるか
  • 機材は対応出来るものを持っているのか
  • ご友人が楽しめなくても良いか
  • ご祝儀、お礼をどうするのか
  • 式場でトラブルなく動けるのか
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