シャッタースピードってなに?

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カメラを買った人で撮影が楽しいと思えたら、
マニュアル撮影をしてみたくなるものです。(そうだと思ってます笑)

ただ、マニュアル撮影については、
なんとなく難しそうや何をどうしたら良いのかわからないという方が多いようです。

周りの声を聞いてみても、挑戦する前から難しそうという声を多く聞きます。

そんな方々に向けて、少しでも理解が進むように記事を分けて書いていきたいと思います。

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今回はシャッタースピードについてです!

シャッタースピードとは

名前の通りですが、カメラのシャッターのスピードを表しています。
本などでは略されてSSと表記されることも多いです(Shutter Speed)

このスピードが変わるとどうなるのかということを理解しておけば、
シャッタスピードを設定するにあたって自分の中の目安ができます。

簡単に図にするとこのような形になります。
レンズを通して入ってきた光(情報)が通る道にシャッター(門)があり、
そのシャッター(門)の開閉するスピードがシャッタースピードです。

シャッタースピードの表記について

念のためカメラに出てくるシャッタスピードの表記の仕方について簡単にまとめていきたいと思います。

1/30、1/60、1/500など何分の何と表記されているのはそれぞれ何分の1秒でシャッターが開いて閉じるかということです。
今回の例でいえば1/30は30分の1秒で、60分の1秒で、500分の1秒でシャッターが開閉されてます。

また分数ではなく整数での表記もあります。この場合は意味が変わります。

2、10、15、30などで表記されているのはそのまま何秒間でシャッターが開閉しているかということです。
今回の例でいえば2は2秒、10は10秒、15は15秒、30は30秒でシャッターが開閉します。

シャッタースピードが早いとどうなる?

シャッタースピードを早くしていくと被写体が止まったような写真が撮影できます。

新聞やネット、TVでスポーツの写真をみたことがあるかと思いますが、
選手の動きが止まっていると思います。
それはシャッタースピードを早くして撮影しているからです。

テニスや野球などでラケットやバットにボールがあたったその瞬間は
肉眼では一瞬で見えませんが、シャッタースピードをあげるとその瞬間を止めることができます。

また、シャッタースピードが早い分、ブレたりしにくくなります。

だからといってシャッタースピードをあげればぶれなくて良い写真が撮れるんでしょ!という考えは違います。
シャッタースピードをあげると光が入る時間が短いので写真は暗くなります。

どういうことかこの図で説明すると、
この矢印全部がシャッターを通れて明るい写真が撮れるとしたとき、
シャッタースピードが早すぎると矢印の途中でシャッターが閉まってしまい、
必要な光が途中でカットされてしまいます。
そのため、出来上がる写真としては暗くなってしまいます。

シャッタースピードが遅いとどうなるの?

シャッタスピードを遅くしていくと被写体の動きがそのまま表現できます。

早く走っている人がいて、早さが出ているように撮りたいと思ったとき、
シャッタースピードを早くしてピタっと止めてしまうと【早さ】は表現しづらいです。
その走っている人含めて背景などもピタっと止まっているので、早さを体感できないのです。

ただ、あえてシャッタースピードを遅くして撮影すると、
走っている腕と足だけがブレてスピード感を表現することができます。

例えばですが、この写真はシャッタースピードをあげて撮影すると、
ダッシュし始めた瞬間を止めることができますが、
あえて遅くすることでダッシュした瞬間の躍動感、スピード感を表現できています。
※画像はぱくたそさんからお借りしました。


ただシャッタースピードを長くしていると余計な光も入ってしまい、
写真が自分の予想よりも明るくなりすぎてしまうかもしれません。

図で表すとこのようなイメージです。

シャッタースピードを勉強するのにオススメモード

まずシャッタースピードについて理解したい。
どんな写真が撮れるのか色々試してみたいという方には、
デジカメについている【シャッタースピード優先モード】をおすすめします。

これはシャッタースピードは任意で自分で好きな数字に変えられて、
それ以外の部分に関してはカメラ任せでオートで決定してくれます。

そのためいきなりマニュアル撮影は難しいという方でも、
まずは部分的にマニュアルにしてみて理解を深めてもらえればと思います。

設定の仕方は簡単で一眼レフであればモードダイヤルを回して
【Tv】もしくは【S】にあわせて撮影するだけです!
ここの表記はメーカーによって異なりますので、
ご自身のカメラを見てみてください。

わからなくても説明書には書いてあるので、
わからない方はそれを引っ張り出してください笑

このモードに設定して色々撮影してみると、
シャッタースピードの違いが写真でわかると思います。

シャッタースピードの目安

表現の仕方によるとしか言えませんが、
一つ例として書いていきますね。

前提としてブレていない写真を撮るとします。
ブレは2種類あって、
1、被写体の動きが早すぎることで起こるブレ
2、カメラを構えている手が動いたことによるブレ です。

1は被写体ぶれと言われ、2は手ぶれと言われます。

1の被写体ぶれはどのようなものを止めて撮りたいかによりますが、
めちゃくちゃ早いというものでない限り1/200〜1/500で止められます。

2の手ぶれについては【1/焦点距離】と言われています。
この焦点距離というのはレンズの◯◯mmの◯◯の中に入る数字です。

例えば自分が24-105というレンズを使っていて、
このレンズの一番広角にあたる24にして撮影するとしたら、
1/24以上のスピードであれば手ぶれはしにくいというものです。

これが105(このレンズの望遠側)で撮影するときは
1/105以上のスピードにすれば手ぶれしにくくなります。

あくまでこの【1/焦点距離】というのは手ぶれ防止ですので、
この数字にシャッタースピードを設定したからといって、
被写体が素早く動いたりすれば被写体ぶれは起きます。

シャッタースピードを早くする、遅くするときのメリット・デメリット

それぞれについて以下の画像にまとめてみました。


最後に

今回はシャッタースピードに焦点をあてて説明しましたが、
他にも絞りやISOについては別記事で書きますので、
まずはシャッタースピードはこんな役割なんだと理解してもらえればと思います。

こちらの記事も読んで頂ければと思います。

・絞りってなに?

・ISOってなに?

カメラマン
高野和希

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