絞り(F値)ってなに?

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マニュアル撮影にむけて少しづつカメラの機能について書いていきたいと思っています!

前回はこの記事でシャッタースピードについて書きましたが、
今回は絞り(F値)というものについて書いていきたいと思います。

シャッタースピードは名前でなんとなく理解できる方もいるかと思いますが、
絞りって聞いてもよくわからない人のほうが多いと思います。

最初カメラを勉強し始めたとき、
自分もこの絞りってなに?という状態になりました笑

絞りとは

絞りというものは簡単にいうと、
光が通る道の大きさのことです。

カメラなどではF4などF◯◯という表記がされます。
ちなみにFというのは焦点を意味する「focal」の頭文字からきています。

よく一眼レフで撮影してみたい写真としては「ボケ」がある写真だと思います。
このボケというのは絞りの数字が小さいほどボケます。
またレンズはこの数字が小さければ小さいほど高価になります笑

絞りの表記について

上でも簡単に記載しましたが、
F◯◯という数字で絞りは表記されます。

この◯に入る数字はレンズによって上限、下限がきまっていますが、
F1.4やF22という形でカメラの液晶に表示されていると思います。

そのレンズでの一番小さい数字にすることを絞りを開放する、絞り開放といいます。
逆に大きくすることを絞るといいます。

この数字が小さくなるとどうなって大きくなるとどうなるのかということですが、
この数字が小さくなればなるほど背景はボケて、光を取り込む量も増えます。
逆に大きくなればなるほど背景までピントがあって、光を取り込む量は減ります。

光を取り込む量がなぜ関係してくるのかというと、
これを見て頂けばイメージしやすいと思います。

絞り開放(F1.4)
F5.6
F22

 

見ていただくとわかる通り、レンズの羽の部分が動き、
光の通り道が狭くなっています。

最近のレンズは電子的に制御されているので、
レンズをくりくり回しても羽の動きが見えないことがほとんどですが、
マニュアルレンズは羽が動いているのがわかるので、
仕組みを理解したい人は一度手にとって見てみると良いかもです!

背景をぼかしたいとき、ぼかしたくない

簡単に上のほうで書いてますが、
この数字を小さくすればするほどボカすことができます。

人物や花などを撮影するときに、
ピントがあっている部分以外はボカして見て欲しい部分に注目させるために、
背景をボカして被写体を浮き上がらせます。

逆に壮大な風景など全体的にピントを合わせて
くっきり見せたい場合はこの絞りの数字を大きくしていけば良いのです。

どのくらいボカしたいかは、人それぞれだと思いますので、
ここの数字を色々変えてみて好きなボケ感を探してみてください。

絞りを勉強するのにオススメなモード

絞りについて理解したい。
どんな写真が撮れるのか色々試してみたいという方には、
デジカメについている【絞り優先モード】をおすすめします。

絞りの部分は任意で自分で好きな数字に変えられて、
それ以外の部分に関してはカメラ任せでオートで決定してくれます。

そのためいきなりマニュアル撮影は難しいという方でも、
まずは部分的にマニュアルにしてみて理解を深めてもらえればと思います。

設定の仕方は簡単で一眼レフであればモードダイヤルを回して
【Av】もしくは【A】にあわせて撮影するだけです!
ここの表記はメーカーによって異なりますので、
ご自身のカメラを見てみてください。

わからなくても説明書には書いてあるので、
わからない方はそれを引っ張り出してください笑

このモードに設定して色々撮影してみると、
絞りの範囲の違いが写真でわかると思います。

数字を一番小さくして背景や前景をボカしてみたり、
数字を大きくしてピントが全体的にあった風景写真をとってみたり、
まずはこのモードで絞りを変えるとこうなるというものを体感してもらえればと思います!

絞りを小さくしたとき、大きくしたとき

絞り(F値)を小さく(開放)したとき

メリット
・たくさん光を取り込める
・ボケを生かした写真が撮りやすくなる

デメリット
・ピントの合う範囲が狭いので、絞りの程度を意識しないと
ボケすぎてしまう

絞り(F値)を大きく(絞る)したとき

メリット
・被写体の形をぼかすことなくはっきり描写できる
(広い範囲でピントを合わせることができる)

デメリット
・光をあまり取り込めないので、暗くなってしまう
※暗くなってしまうことについてはシャッタスピードやISOで調整できますが、
今回は絞りにのみ焦点をあてて説明しているので、こう書いています。

最後に

「絞り」や「開放する」など普段聞きなれない言葉が出てきたので、
わかりづらいと思う方もいらっしゃると思いますが、
絞りは光の通り道で、その道の幅を調整しているというイメージをもって頂ければ、
マニュアル撮影に役立っていきますので、まずはそのイメージだけでも・・・

絞りを意識することで、
被写体を浮き上がらせたりしてより自分の求める表現ができますし、
何よりボカした写真を撮ることでプロっぽい写真が撮れて、
もっともっとカメラが好きになります。

ぜひまずはAvモード(Aモード)で撮影してみてください。

こちらの記事も是非読んでみてください。

・ISOってなに?

・シャッタースピードってなに?

カメラマン
高野和希

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