感情を動かす「ストーリー」

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こんにちわ、フォトグラファーの高野です。

全国、海外どこでも出張可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
ウェディングや家族写真、企業撮影、ライブ撮影など多岐に渡り対応しております。

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いきなりですが・・・結婚式で友人が作ったムービーや余興などで感動することが多々あると思います。

決してクオリティーが高いものばかりではなく、どちらかというと「そこまで・・・」というムービーや余興がほとんどです。しかしその作品に心が動かされてしまうことも事実です。

映画などでも「感動する」「泣ける」と言われているものを見ても、泣かないことが多い中で、なんで素人が作った低クオリティーの作品では泣いてしまうことが多いのだろうと、ふと考えてしまいました。

一つの結論として出てきたものがタイトルにあるように「ストーリーを感じる」ことが出来るからではないかと思います。

ストーリーを感じるとは

ストーリーを感じるとはどんなことを意味しているのかというと、例として結婚式の余興ムービーで考えてみました。

結婚式の余興ムービーを全く関係のない人が見たら、比較的大勢の人が「つまんない」という感想を持つかもしれません。それは単純にその作った人たちのことを知らないから、新郎新婦のことを知らないから、ということが理由に挙げられます。

ただ新郎新婦や共通の友人からすると、「あいつ頑張ってるな」「あの人も出てる!」といった感想も持つと思います。その感想を持つと同時に無意識のうちに「あいつダンス苦手なのに」「あの人すごい忙しくて休みほとんどないのに」など、その出ている人や演者の背景を想像しているはずです。

無意識にその人たちの背景を想像して余興を見ていることを「ストーリーを感じる」ということだと、自分の中では結論を出しました。

結婚式関連のムービーで、その人たちを知らなくてもグッとくるムービーがあります。このムービーは背景も描写されることで、第三者から見てもストーリーを感じることができると思います。

その動画はこちらから

おそらく見たことがあるという方もいらっしゃるかと思います。

お父さんの演奏が上手いと思わない人もいるかと思います。ただ、演奏の上手さではなく、お父さんが吹いたこともないサックスを陰でこっそり練習しているという背景にグッときた人が多いのではないでしょうか。

フォトグラファーとしてストーリーをどう残すか

動画であれば、上に貼らせて頂いた動画のように、音や動きが一つになっているので、わかりやすくストーリーが伝えられますが、写真だと動かないものですので、なかなかストーリーを伝えることが難しくなります。

そこでどういったシーンをフォトグラファーとして残していくのかと日々考えています。答えは簡単なものではないので、これ!という答えは今用意はできていないです。

恐らくクリエイター、アーティストと言われる職業の方の大半はこの答えを探しながら表現を続けていると思います。

動画では音も動きもワンパッケージで残せますが、写真は1シーンのその瞬間しか残せません。ただ、写真には余白があります。

ここでいう余白はどのようなものかというと「想像させる」という余白です。動画では全て映されているので、そこに「想像」という余地は少ないです。

写真はこの「想像」を最大限生かせれば、ストーリーを感じることができると考えています。

ただ、泣いているところを残すのではなく、その前にどういう表情で、どういうシチュエーションで、どこにいてといった情報を持つ写真と組み合わせることで、そういった表現は可能になります。

ウェディングに限らず、写真に飽きてきたというような方にも、ただ撮るだけでなく、こういった視点での撮影をおすすめします!色々考えて撮るのと、何も考えずに撮るのは感覚が変わって新鮮な気持ちで写真が撮れるかと思います。

最後に

自分自身、ウェディングではとくに新郎新婦の背景などを理解してから撮影するようにしています。そうすると気づかないような場所も気づけるようになりますし、よりストーリーを感じやすい構図などを探せるようになります。

また、そのストーリーに裏付けるような形で、新郎新婦2人が見ていないところもたくさん写真を残しています。2人は当日見れないから尚更、そういった場面の写真には価値があると思います。

今後も何を撮影するにしても、改めて「ストーリー」を意識していきます。

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